先に「柵を越えて」(金子敏)を記事にした時に案内しました「短説の会オフィシャルホームページ」を作っている西山正義さんの作品を紹介します。
西山さんはいろいろな種類の作品を書いているのですが、僕が特に好きなのは「キャッチボール」に代表される家族モノです。文章が自然ですし、何よりも「愛」があります。
文学作品に「愛」があることは当然のような気がしますが、実際には現在の消費型文学世界は、「愛」のない作品で溢れています。そんな日本の文学世界の中にあって、作者の家族モノの短説には確かな存在感を感じるのです。
キャッチボール
西山さん短説は、西山さんと向山さん(次回作品を紹介します)のホームページ「西向の山」で読むことができます。短説以外にも小説など内容盛りだくさんのホームページです。
特に僕の好きな作品は「子どもをめぐる短説」のコーナーに集まっています。
「西向の山」