2005年03月07日
「銀の滴降る降るまわりに,金の滴降る降るまわりに」
なんと美しい言葉達なのでしょう。この「アイヌ神謡集」は日本の今の言葉に訳されていて、僕たちに日本語の持つ美しさを教えてくれています。
ムックリの音色とともに語られるユカラを聞いたことがあります。アイヌの言葉のユカラは、もちろん素晴らしいものでした。この知里幸恵の訳は、それとはまた違った輝きを生み出しています。
アイヌ神謡集

アイヌに生まれ19歳で世を去った知里幸恵。「アイヌ神謡集」の原稿の校正をすべて終わらせてからの急逝だったといいます。遺稿は「銀のしずく」としてまとめられています。
銀のしずく
posted by 本読人 at 20:33|
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詩歌・楽譜
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Excerpt: アイヌ神謡集アイヌ神謡集(あいぬしんようしゅう)は、知里幸恵が編纂・翻訳したアイヌの神謡(ユーカラ|カムイユカラ)集。1920年11月、知里幸恵が17歳の時に、金田一京助に勧められて幼い頃から祖母モナ..
Weblog: 神話の世界
Tracked: 2007-10-30 11:16
Excerpt: アイヌ神謡集アイヌ神謡集(あいぬしんようしゅう)は、知里幸恵が編纂・翻訳したアイヌの神謡(ユーカラ|カムイユカラ)集。1920年11月、知里幸恵が17歳の時に、金田一京助に勧められて幼い頃から祖母モナ..
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Tracked: 2007-11-30 10:34
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