若山牧水歌集
「桜の文学史」の原点は1986年から雑誌『詩学』に連載されていた『詩の状況・詩の現在』にあります。若山牧水とはまた違った意味で万葉の心を、現代詩の中で歌った詩人に堀内幸枝、三井葉子らがいました。『詩の状況・詩の現在』はそうした現代詩の1980年代を伝える、貴重な資料でもあります。
詩の状況・詩の現在
お隣の桜は、一つ二つと花を咲かせ始めました。
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「山ざくら」の歌碑が湯ヶ島にありますが、昭和62年の小川和佑先生のゼミ合宿で訪れた時の印象は今も脳裏に残っています。季節は残暑の頃でしたが、
「うらうらと照れる光にけぶりあひて咲きしづもれる山ざくら花」
が目の前に見えるようでした。実際、この花崗岩の美しい歌碑は、新たに植栽された千本の山桜が望めるという西平神社の登り口にあります。(って、これはいま調べて分かったのですが、今頃行けばちょうど見頃なんでしょうね)
「J−TEXTS 日本文学電子図書館」http://www.j-texts.com/
このサイトは、「学術的に信頼できるデータを提供し、研究者の便宜を図ることを目的とする」という趣旨で運営されているようです。QTViewのプラグインをダウンロードすると縦書きでも読めます。
「白鳥や 哀しからずや ・・・」に「はくちょう」とのルビを牧水自身が打たせていたという説、本当に驚きました。今はまだ、驚きで冷静に「はくちょう」と読んだ場合の音の響きを味わえませんが、しばらくしたら「しらとり」と比べてみたいと思います。
貴重な体験でした。本当にありがとうございます。
初出情報はもう一つあって、記憶が確かなら(これが怪しいのですが・・・)、今に伝わる歌は「空の青海のあをにも」ですが、初出は「海の青空のあをにも」だったそうです。