ベトナム戦争のコーナーでは、まず米軍ヘリの写真が目をひきます。旧式のヘリコプターや戦車などを見ていると、それが1960年代の戦争であることが分かります。しかし上半身裸になった兵士や避難民の写真を見ていると、タイトルが「イラク 2005」であっても違和感を感じません。おそらく戦争は、その時々で様々な虚飾をまとっているのでしょう。それを脱いだ時、たとえば今この地球で行われている戦争が「正義のため」という虚飾を脱ぎ捨てたなら、そこに僕らはおよそ太古から変わることのない、戦争の本質を見るのだと思います。
「安全への逃避」もそんな写真の一枚です。
「泥まみれの死」は、沢田の文庫版のベトナム写真集です。
泥まみれの死
関連で紹介するのは、なぜか寺山修司。沢田教一とは青森高校時代の同級生です。憶測ですが、二人はきっと仲が悪かったと思うのです。
「ロング・グッドバイ」は、寺山の文庫版詩歌選集です。
ロング・グッドバイ


イラクといえば、本橋成一(「アレクセイの泉」の)です。池澤夏樹との緊急出版は、池澤の尽力で数ヶ国語に翻訳されているはずです。しかもインターネット配信で。
アメリカ人は「ディア・ハンター」や「タクシー・ドライバー」などという骨太の映画を創っていたことすら、忘れてしまったのでしょうか。
沢田教一の写真展はいつまでやっていますか。それにしても、青森は凄いですね。神が棲む土地なのでしょうか。恐山があれば、イエスの墓もあるけど、ドンづまりですが侮れない土地です。
青森といえば、僕の中では棟方志功と淡谷のり子でしょうか。生前淡谷のり子さんを取材したとき、「若い人は、知らないでしょう」とおっしゃって、僕だけのために「城ヶ島の雨」と「宵待草」を歌ってくれた時には全身鳥肌が立ちました。
沢田教一展ですが、僕が観た横浜高島屋のは5月23日で終わっているはずです。
その後、どこかでやっているだろうか・・・。
淡谷さんに唄ってもらったなんて、なんて素晴らしい体験をしているのでしょう。羨ましいかぎりです。映画「夢二」のエンディングにも淡谷の「宵待草」が使われていました。
青森といえば、他に高橋竹山。三上寛。矢野顕子。太宰治。確か本籍が青森なのは松坂大輔。他にも、ええっという人がいたはずです。いなかっぺい、よしいくぞう、たなかよしたけ、は横におくとして。なんなんでしょうね。青森は。