原題は「意識に直接与えられたものについての試論」。紹介するのは中村文郎訳の岩波文庫版です。
どうしても物理学的に、一時間とか一分とか一秒とかという単位で考えてしまいがちな時間ですが、哲学者ベルクソンの手にかかると、そんなことはどうでもよくなってしまいます。
たとえば、時間を切り刻んで提供される介護保険や障害者自立支援法なんて、いかに非人間的かがわかるでしょう。福祉の窓口で「僕へのサービス提供時間は、純粋持続でお願いします」と言いたくなります。
とにかく、読んでみることをお薦めします。
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時間と仕事量と密度は比例しないよな〜←こころのつぶやき
私の場合です^^。
本当に面白いし、お薦めです。いちおう哲学書なので、最初はちょっととっつきにくいかもしれませんか。読み慣れていれば、もちろん大丈夫です。
昔は無かったのですが、最近は解説書や、わかりやすいガイドブックも出ています。いずれ、ここでも紹介します。